有坂汀さんの新刊『世間から遠く離れて』概要とインタビュー

世間から遠く離れて

有坂汀さんの新刊『世間から遠く離れて』(2015年2月8日発売)の概要とインタビューです。

―― 有坂汀エッセイ集第2弾

世間から遠く離れて

私、有坂汀が4冊目に上梓した拙著です。この企画を考えて動かしていたのは2014年の1月くらいからでしたが、ずいぶんと日にちが経ってしまいました。1000字から3000字弱のエッセイを100本収録しております。

本書に収録したのは僕のブログ。『誇りを失った豚は、食われるしかない。』より「ブログネタ」と呼ばれるカテゴリーにアップした文章を大幅にリライト。と言うより実質的には書き下ろしという形で100本記事を選び出し、昼は別なことをやりながら夜にこの企画を進めており、
「いつこれは日の目を見るのだろうか…。」
と相当不安でありましたが、こうして皆さんの目に触れるようにすることが出来て、感謝感激であります。

―― まず簡単に自己紹介をお願いします

1983年北海道釧路市生。切れる14歳、17歳といわれた世代。思い出したくもないような陰陰滅滅とした高校生活を送り、1年の浪人を経て札幌市にある私大に入学するも、半年後に全ての授業を放擲し、 中退・就職を機に上京。最初の会社を半年で馘首され、その後は職を転々とし、さまざまな浮き沈みを経て現在は自由業。

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http://arisakamigiwa.jimdo.com/
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―― この作品を制作したきっかけを教えてください

エッセイ集第一弾『生産性はなくても本は出せる』の続編をコンセプトに書いてみました、

―― この作品の制作にあたって影響を受けた作家や作品を教えてください

・西原理恵子
『毎日かあさん』シリーズ(毎日新聞社)
・西村賢太
『下手に居丈高』(徳間書店)
など。

―― この作品のターゲットはどんな人ですか

ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読んでいるならば性別や年齢は問いません。

―― この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか

企画から記事のセレクション。執筆までを合計すると約1年半です。

―― 作品の宣伝はどのような手段を用いていますか

Webサイト。ブログ。各種SNS等。

―― 作品を制作する上で困っていることは何ですか

パソコンを現在間借りの状態で使っているので執筆時間に制限がある。

―― 注目している作家またはお気に入り作品を教えてください

・国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤優著 新潮文庫 新潮社
・二十歳の原点(新装版)  高野悦子著 カンゼン
・モンテ・クリスト伯(岩波文庫) アレクサンドル・デュマ著 山口義雄訳 岩波書店

―― 今後の活動予定や目標を教えてください

電子、紙等、媒体に関わらず書いていければなと。あとは各種言語に翻訳して海外市場を狙っていくことを視野においております。

―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします

出版する前の『産みの苦しみ』として、誤字脱字や変換ミスがないように本文を何度も読み直すわけですが、まぁこれがしんどい作業でありまして、あたかも『煉獄』にいるかのような錯覚を覚えるたのですが、こうして上梓できたことに感謝しております。あとは読者の皆様が読んで頂ければ幸いに思います。もし、ご感想をツイッターなどに流して頂ければ幸いです。

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