NPO法人化1周年を記念して2014年発行の『月刊群雛』電子版をすべて200円(税別)に!

日本独立作家同盟は5月26日、NPO法人化から1周年を迎えました。日頃のご愛顧とご助力に、心より感謝いたします。NPO法人化1周年を記念して、2014年発行の『月刊群雛』電子版をすべて200円(税別)に値下げしました。ぜひこの機会に、過去の『月刊群雛』を振り返ってみてください。

矢樹純さんの新刊『がらくた少女と人喰い煙突』概要とインタビュー

『がらくた少女と人喰い煙突』書影

矢樹純(やぎ・じゅん)さんの新刊『がらくた少女と人喰い煙突』(2015年8月29日発売)の概要とインタビューです。




── 究極の“非”断捨離系女子×孤島ミステリー

がらくた少女と人喰い煙突

『がらくた少女と人喰い煙突』は、究極の“非”断捨離系女子である《強迫性貯蔵症》少女・楠陶子と《盗視症》探偵・桜木静流が活躍する孤島ミステリーです。

瀬戸内海に浮かぶ特殊な歴史を持つ孤島――《狗島》を舞台に、《人喰い煙突》と呼ばれる火葬場の煙突の下で見つかった首なし死体の謎を解く、という王道の本格長編ミステリーとなっております。

《人喰い煙突》の下で、嵐の中、発見された首なし死体。 だが煙突から“首のある”被害者が落下した瞬間から、“首のない”遺体となって発見されるまで、 誰もその現場に足を踏み入れることはできなかった。 《異能》と《欠陥》を併せ持つ女子中学生&覗き魔コンビが不可能犯罪に立ち向かう。そして物語のラストで明かされる《ある事実》に、あなたはきっと驚嘆する――。


※2012年発売の『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』(宝島社)の桜木シリーズの続編です。

── まず簡単に自己紹介をお願いします

初めまして。漫画原作者の矢樹 純(やぎ じゅん)と申します。実の妹である漫画家・加藤山羊とコンビを組み、2012年に「スピリッツ増刊」(小学館)にてギャグ漫画でデビューしたのち、ストーリー漫画に転向しました。現在は「ビッグコミックオリジナル増刊」(小学館)にて『あいの結婚相談所』を連載中です。2012年に第10回「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉に選ばれた作品が宝島社から刊行され、一応作家としてもデビューしております。

これまで発売された作品は、漫画原作では『あいの結婚相談所』1~2集(小学館)、『女囚霊 塀の中の殺戮ゲーム』(小学館)など、小説はデビュー作である『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』(宝島社)です。

漫画原作、小説ともに、ミステリー、ホラー、サスペンス作品を主に書いています。今後ともどうぞよろしくお願します。

公式サイト http://www.yagi-no-ana.com/
矢樹純のブロ http://d.hatena.ne.jp/ieyagi/
矢樹純のTwitter https://twitter.com/yagi_jun

── この作品を制作したきっかけを教えてください

こちらは2012年に刊行されたデビュー作『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』(宝島社)の続編として構想したものです。残念ながら肝心の『Sのための…』が売れず、様々な条件をクリアすることができなかったため、刊行は諦めることになりました。しかし、どうしても形にしたいという思いから、刊行先が決まらないまま書き上げました。


── この作品の制作にあたって影響を受けた作家や作品を教えてください

島田荘司先生、綾辻行人先生、有栖川有栖先生など、いわゆる【本格】や【新本格】のミステリー作家の方々です。


── この作品のターゲットはどんな人ですか

自分と同じく【本格】&【新本格】ミステリーを好む方にぜひ読んでいただきたいです。


── この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか

2013年の2月から8月までかけて、本業の合間を縫って半年で書き上げました。


── 作品の宣伝はどのような手段を用いていますか

自身のTwitterやブログでの告知とともに、有料のWeb広告を利用しています。


── 作品を制作する上で困っていることは何ですか

漫画原作という本業があり、また小学生の子供が3人いてその世話と家事に追われる身なので(しかも要領が悪いので)、執筆する時間を捻出するのが本当に大変です。


── 注目している作家またはお気に入り作品を教えてください

全く作風が違うのですが、平山夢明先生と伊藤計劃先生の作品が大好きです。


── 今後の活動予定や目標を教えてください

現在は漫画原作の仕事と並行して、デビューした出版社とは別の出版社でミステリーの短編集を出すべく、編集者の方にご指導いただいて提出した作品の修正をしています。形になるまでにはまだまだ時間がかかりそうなので、その間にこれまでストックしてきた作品をKindleで個人出版していけたらと考えています。


── 最後に、読者へ向けて一言お願いします

少々癖のある主人公と探偵ですが、ストーリー自体は本格好きの方の期待を裏切らない、王道で楽しめるミステリーとなっております。また分量が原稿用紙にして692枚というなかなかの長編ですので、300円でしたらコスパ的にもご満足いただけるのではないでしょうか。どうか皆様、気軽に読んでみていただければと思います。そして読んでくださった方、感想をいただけると大変嬉しいです。