竹島八百富『Xメン・日本』〈群雛文庫〉

出版情報
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読後にモヤモヤする、なんともいえない後味の短編小説集!

Xメン・日本

『Xメン』

 寒風吹き荒れる二月上旬。サラリーマンの聖地新橋に全国各地から集まった五人のおじさん。彼らはネット上で知り合った自称『超能力者』ならぬ『超能力っぽい力がある人』。主催者ウルヴァリンの呼びかけのもと、オフ会で初めて顔を合わせる五人。
 居酒屋を舞台に互いの超能力のお披露目会。
 そして、『超能力っぽい力がある人』同士の悲哀を語り合い結束を固めていくおじさんたち。
 果たして、おじさんたちに未来はあるのか! いや、あるのか?
(初出:『月刊群雛』2015年04月号

『日本』

 紅葉が映える山間の風景を画用紙に描く葉山卓は、自分の技術が一向に上手にならないことに不安を感じるが、ナースの鈴木裕子からの励ましで描き続ける。しかし、結局はそれを活かすことなく、ある単調な作業場で働くことになる。そこで生活は保障されるのだが……。
(初出:『月刊群雛』2015年01月号

表紙イラスト:しんいち(『月刊群雛』2014年07月号表紙イラスト担当)

《 サンプル 》

《 著者情報 》

竹島八百富
竹島八百富(たけしま・やおとみ)

とある地方で学習塾を経営しながら、3年ほど前から複数の著者名を使い分けセルフパブリッシングで小説、問題集等を出版。現在70冊以上をネット上で出版中。最近では、塾の仕事より出版の仕事の方に重きを置くようになっております。昨年ネット上で偶然見かけた日本独立作家同盟に参加、同団体が発行する『月刊群雛』に何度か作品を掲載していただくようになりました。『月刊群雛』では、短編小説を中心に執筆。読了後、読者の方が心にモヤモヤしたものを抱えてくれるような作品を目指しております。今回、この群雛文庫に2作品が選ばれたということもあり、来年度からはもっと本格的にこの業界で挑戦していこうと決意しております。

公式サイト: http://yaotomi.publishers.fm/ Twitter: @yaotomi_san

《 感想 》



《 書誌情報 》

書名:

Xメン・日本

著者:

竹島八百富

表紙イラスト:

しんいち

表紙デザイン:

0.9Gravitation

ジャンル:

小説・文芸

小売希望価格:

オンデマンド印刷版 840円(送料・税別)
電子版 200円(税別)

体裁:

オンデマンド印刷版 文庫(W105×H148mm)/64ページ
電子版 EPUB(リフロー形式)およびBCCKS独自形式

発売日:

2015年11月5日

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