くにさきたすくさんの新刊『ポンコツ×ショート』概要とインタビュー

新刊情報
ポンコツ×ショート

くにさきたすくさんの新刊『ポンコツ×ショート』(2015年5月3日発売)の概要とインタビューです。

―― 少し不思議な〝モノ語り〟

ポンコツ×ショート

ラジオ、テレビ、冷蔵庫――身のまわりの壊れてしまったモノたちが、今ここにストーリーとして動き出す。

世のポンコツたちに捧ぐショートショート20作

同時収録:『着信音が』

星新一の「ノックの音が」へのオマージュ作品。全ての物語が「着信音が鳴った」で始まるショートショート10作。

―― まず簡単に自己紹介をお願いします

電子ショートショート作家という肩書でショートショートを執筆している「くにさきたすく」と申します。

掌編公募に応募して最優秀をとったり佳作だったり落選したりしてます。

blog : ショートショート+
http://taskuni.hatenablog.com/
twitter
https://twitter.com/taskuni

過去には一作だけ発行しています。

『空論オンパレード』
http://kuron-onparade.tumblr.com/

小説家になろう等にアップしたショートショートから20作厳選して収録しています。

―― この作品を制作したきっかけを教えてください

「何か縛りを設けてショートショートを書きたい」が始まりでした。

それでまず始めたのが『着信音が』(小説家になろうでの連載)でした。

書き出しを揃えるだけですが、非常に苦労しました。

そして次に「壊れたモノ」に的を絞って書き始めたのが「ポンコツ・ショート」になります。

15作で連載は終えましたが、電子書籍版には、連載を始める前に書いていた同じテーマの作品や未公開作を合わせて20作収めてあります。

―― この作品の制作にあたって影響を受けた作家や作品を教えてください

縛りを設けて書いたという点では、「ノックの音が」の影響は大きいと思いますが、作風は全く異なります。

作風としての影響は、小説家ではなくお笑い芸人さんやバラエティ番組の方が大きいかもしれません。

―― この作品のターゲットはどんな人ですか

まずショートショート好きな人に読んでもらいたいです。

そして言葉遊び好きな人に。

あと、小説を書いてみたいという人にも。読んでいただければ語彙力が無くても何とかなるというのが分かってもらえると思います。

―― この作品の制作にはどれくらい時間がかかりましたか

連載期間としては2作合わせて7か月ほど。

連載が終了してから1週間位で電子書籍としてまとめました。

―― 作品の宣伝はどのような手段を用いていますか

主に twitter と blog です。

でんでんランディングページを使って、ランディングページを製作しました。

facebookページ google+ も始めました。

これからまた新しい宣伝方法を探っていきたいと思います。

―― 作品を制作する上で困っていることは何ですか

電子書籍化するときには表紙が非常に困ります。

物語はある程度ゴールを見据えて書けますが、表紙絵というのはゴールが見えにくいです。あれも違うこれも違うと相当ボツにしました。

次回は自分で作らずに他の方の力を借りることも視野に入れて考えたいと思います。

―― 注目している作家またはお気に入り作品を教えてください

ショートショートを書いている方なら誰でも注目したいです。

おすすめのショートショート電子書籍は、一度ブログの方で記事にさせて頂きました。

「おすすめショートショート電子書籍5選」
http://taskuni.hatenablog.com/entry/2015/05/11/221446

―― 今後の活動予定や目標を教えてください

今年中にもう一冊電子書籍を販売開始したいです。

それには作品が足りないので、これから書きます。

あと、「ショートショート」という化けモノ自体にも積極的にぶつかっていきたいと思います。

―― 最後に、読者へ向けて一言お願いします

なんだか総じて堅苦しいモノ言いになっちゃいましたが、ランディングページを見て頂ければわかる通り、作品はさくっと読める軽いショートショート集です。

みんな買ってネ!(^^)/

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